絶対音感カードで触覚と芸術感性を育てる

絶対音感コースの生徒さんカード。

 

長年使っているので、紙がヨレヨレになったり破れたりしていますが

それをテープで貼っています。

 

Cコードの裏にはアンパンマン、

Gコードはバイキンマン。

 

お母様がイラストを描かれているのですが、とってもお上手ですよねーびっくり

 

 

私が大切に思っていること、そしてお母様にお伝えしたいことは

こういうことでもありますキラキラハート

 

鬼頭流絶対音感メソッドは

五感を育てることを大切にしています。

 

日本の文化として

大切だからしまっておく、

何か大切なときに丁寧に使う・・・というものがあります。

 

 

私も昔そうでした。

 

大切だから綺麗に使いたい!

 

いつまでも最初の状態のままで置いておきたい!

 

だから普段に使わずしまっておき

特別な時だけ大切に使う!

 

というのが良いと思っていました。

 

ある出来事があるまでは。

 

 

でも、ある出来事以来

「それはとても勿体無いことではないだろうか?」と思ったのです。

 

 

それ以来、

 

「大切だから普段から使って楽しむ」

 

という考えに変わりました。

 

 

そんな考えから鬼頭流絶対音感メソッドも生まれています。

 

絶対音感カードを綺麗に保ちたいからと

パウチしてしまうのではなく毎日レッスンしていくうちに

紙が柔らかくなってシワが出来たり、破れたり、時には歯型がついていたり(笑)

 

 

それが「思い出になる」と考えて欲しいのですラブラブ

 

また、お子さんの触覚を育むためにも、紙の状態のままで使ってほしいのです。

 

 

 

紙は何度も触りめくることで、どんどん柔らかくなっていき

厚みが出てきます。

 

そんな感触を肌で知って欲しいのです。

 

「紙」の手触りが変化することを自然に知ってほしい・・・

これも、鬼頭流絶対音感メソッドで大切にしていることです。

 

 

だから「紙の本」である絵本や児童書をたくさん読んで触れさせて欲しいと思います。

 

お母さんが読み聞かせる絵本は

子どもにとってしあわせな音がする「母の声」と

「紙」で温度や感触という五感を養いながら

お話の世界を楽しめる楽しい時間です。

 

 

 

 

そんな「感覚」が子どもたちの芸術性を

育てると知っていただきたいと思います。

 

日本はどんどん芸術が削られています。

 

それではこれからの人にとって

苦しい人生を生きることになるでしょう。

 

だって「芸術は心のゆとり」なのですからキラキラ