子どもに家事を教えるために

 

私の仕事は、社会で役立つ人に育てるために

 

大きくなると身につけられない感覚を

 

幼少期からの時間を使って

 

無理せず身につけていく方法をお伝えすることです。

 

 

その一つに能力を高める「絶対音感」があるわけですが

 

やはりどんな良い能力を身につけても

 

それを活かすためにはその人の「考え方」が

 

とても重要になってきます。

 

 

勉強が学年トップでも

 

周りの人を小馬鹿にするような人では

 

人として尊敬はされません。

 

 

「わからないところを教えることで

 

 自分の勉強になる」

 

と考えられる人はやはり人間的に

 

素晴らしいと思いますよね。

 

 

私はそんな人に育って欲しいと願って

 

子育てをしてきました。

 

 

それが実り、子どもたちは自分がやりたい仕事で

 

目上の人からも「本当にうまく育ちましたよね。

 

どうやったらこんな人に育てられるんですか?」

 

とおっしゃっていただけるほどです。

 

 

でも、その一歩はやはり幼稚園の入園までに

 

自分のことを自分でできるようにしたり

 

家事も小さい頃からできることを

 

教えてきました。

 

 

中学や高校の頃には

 

家族全員家事ができるように育ち

 

だからこそ母親の苦労、父親の苦労がわかり

 

他の人の苦労もわかる人に育ったと思います。

 

 

無い袖は振れませんが

 

能ある鷹は爪を隠すことができます。

 

 

人間的に人を思いやることこそ

 

創造力に繋がっていくものです。

 

 

そういう人の周りには

 

類は友を呼び、素敵な考えの方が集まり

 

結局しあわせな環境で過ごせるのは

 

お子さんである本人です。

 

 

それを木の上に立って「よかったね」と見守ることが

 

本当の子育てではないかと思います。

 

 

我が子を安心して見守れるような「親」に

 

なることが私たち親の役目です。

 

 

家事って自分で考える力や

 

協調性、チーム思考やリーダーシップなど

 

社会で必要な力が身につくんですよ。

 

 

もちろん、やり方が重要ですけれどね。