「固定ド」と「移動ド」って言葉を聞いて
何となくでもわかる人はともかく
「何ですかそれは?」
と思われる方がほとんどではないかと思います。
これって知っている人は知っている知識言葉なので
知らないと「自分には知識がない?」って思うのは
大間違いです。
普通は知りません!
昨今の小学生に聞いてみればわかりますが
音楽の授業で楽譜が読めるなんて
奇跡でしかありません。
ということは
「固定ド」と「移動ド」という言葉は専門用語でしかありません!
これを知っている大前提で話してくるあたり、どーかしてます!
ですから、普通は知らなくて当たり前です!
知らないから知ると、ちょっと面白いです💗
みなさんご存知の「チューリップ」は
「ドレミ〜ドレミ〜ソミレドレミレ〜」です。
で、絶対音感がある人や音楽家はほとんどが
「固定ド」で聞こえるので
ハ長調からへ長調に移調すると
「ファソラ〜ファソラ〜ドラソファソラソ〜」
に変わるのです。
聞こえる音がわかり、そのままに表現する人が
「固定ド」ということです。
それに対して「移動ド」という方がいます。
こちらは、音がわからないので
音のままに歌わない方です。
ハ長調がへ長調になると
ハ(ド)だった基準が
へ(ファ)が基準となるので
ファをドとして歌うため
「ファソラー」になるんです。
まぁー数字で表すと
ドが1だったのが
ファが1になるってことです。
【ドが1のハ長調】
ドレミードレミーソミレドレミレー
1 2 3 1 2 3 5 3 2 1 2 3 2
だったのが
【ファが1のへ長調】
ファソラーファソラードラソファソラソー
1 2 3 1 2 3 5 3 2 1 2 3 2
になったということです。
視覚的なのが「移動ド」で
感覚的なのが「固定ド」です。
ちなみに私はどちらも出来ます♪
視覚と聴覚の相互関係があるのが
鬼頭流絶対音感メソッドです💗
柔軟に使う音感覚を身につける発信を
しています!